現在は製造部部長として大型工作機械の管理をする傍ら、製造業務にも携わっています。
機械は全てプログラミング化されている時代ですが、工作機械は毎日の気候や気温によって状態が変化しますので、日々の状況に応じて調整することでより品質の高いものを目指しています。
馬場産業の強みはなんと言っても幅広い加工の知識で小型部品から大型部品まで多種多様に製造することができることではないでしょうか。自動車メーカーですと専門的な部品に限られてきますが、弊社では試作部品も多いので、お客様の難しい要望にも応えていくことが可能です。

五面業務は基本的に全工程を一人で行っていくため慣れないうちは苦労することもありますが、自らの力で考えて行動していく能力が身につくので確実に個人の成長につながっていきます。私はプロ野球選手と一緒だと思っています。努力した分だけ認めてもらえて、給料も上がり、技術力も身についていくので、やる気次第で人間的に大きく成長していける会社です。

私が入社した当時の社屋はまだプレハブの工場でした。私を含めた社員の大半が九州出身でしたので、方言もなかなか抜けず、なんだかそれがすごく心地よかったのを覚えています。それから24年が経ち、社屋もとても立派なものになりました。従業数も増え、技術面でも世界に通用する会社に成長したと思っています。三河の加工屋と言えば馬場産業。下請けメーカーではなく世界で勝負できる会社にすることが私の夢でもあります。
